眠りへの追及は、アウトドアからホームへ

日本を代表するアウトドアブランドとして世界へプロダクトを発信しているNANGA（ナンガ）。
今では、ダウンウェアをはじめ様々なアイテムを展開しているが、そのスタートはシュラフ（寝袋）だった。
シュラフブランドとしてスタートした背景には、ナンガが誕生した滋賀県米原市が江戸時代から続く布団の産地であることに由来する。
「眠る」というキーワードは、ナンガにとって切っても切れない存在なのだ。

現在も主力商品として展開しているシュラフ（寝袋）も寝具の1つ。
それも、普通の寝具と違いテントや車の中など整っていない環境で使う特殊な寝具だ。
他の要素が少ないから、シュラフ自体の質が眠りの質に直結する。

だからこそ、ナンガのシュラフは過酷な環境を想定し何度も試験を繰り返す。
生地や羽毛から始まり、縫製方法や、ダウンの充填の仕方、サイズ感や形状にいたるまで。
現在展開している全てのシュラフが、何年も何年も研究を重ねた結果なのだ。

そして誕生したのが「GOOD SLEEPING（グッドスリーピング）」。
それはナンガの眠りに対する研究実績を、家というフィールドで再構築した極上の寝具たち。
これだけでもう、ワクワクが止まらない。


そんなGOOD SLEEPINGの中で、絶対に手に入れたいのが羽毛布団。
シュラフで培ったノウハウがふんだんに詰め込まれています。

まず工夫したのが、ダウンを封入するキルト。
立体的なキルトの高さを通常よりも高くすることで、羽毛が膨らむスペースを効率よく確保。
生地にも一工夫。
上側の生地に軽い80番手の綿サテンを、下側に60番手の綿サテンを使用。
そうすることで、重心を下げズレを軽減しているのだ。

使用した羽毛はシュラフなどにも使用しているリサイクルダウン。
充填量は1,200g。

サイズは150cm×210cmのシングル。

しっかりとした保温力を持ちながら、汗などの不快な湿気は効率よく発散してくれる。
専用の収納袋も付属しているから、真夏は使わない方もキレイに収納することができる。

一生のうち、布団と過ごす時間はどれくらいだろうか。
決して安くはないけれど、モノはすこぶるイイ。
実際に寝てみると、すぐに違いに気づくはずだ。
ふっくらと包まれるような優しい温度。
適度な通気性と、発散性による何とも言えない心地よさ。
翌朝はきっと、いつもより良い目覚めが待っているはずだ。